2006 / 1 月  
「磯田皓と10 人の作家たち」展  
愛知芸術文化センター [愛知県 名古屋市]
 
 
 愛知県立芸術大学が誕生した時から三十数年の間にデザインの教員として、彼らに出会いました。
 この人たちは、アートというお釈迦様の手のひらを飛び出したくて、あえて苦海を泳いできたのです。
 かつて不良学生であった私は、そのもがく姿に、私自身をなぞるような気分で見つめてきました。4期~26期生に至る折々の同士です。
 今や堂々たる尾ヒレを付け、誇るべき作家になっています。
 共通項は《同じ釜の飯》。それだけです。遙かな《釜の飯》から竿灯進歩して、その苦楽と存在の喜悦を確認し合うため、2年に一度作品を一堂に会し、刮目して出会いを楽しんでいます。どうぞご高覧下さい。

〈 磯田 皓 〉

 
 

 

 
2004 / 1 月  
「磯田皓と9 人の作家たち」展  
愛知芸術文化センター [愛知県 名古屋市]
 
 
 愛知県立芸術大学4期~24期の研究生の中から、9人の仲間と2回目の作品発表です。
 磯田教室は『デザインとは何か』を、蝉採りのように追いかけるヴィジュアル研究室でした。彼らは、私と同じ釜の飯を食らう内に「デザイン領域」というお釈迦様の手のひらを、やたら飛び出して、あえて苦海を泳いだ人達です。
 『好きこそ物の上手なれ』と、よくいいますが、今や堂々たる尾ヒレをつけた作家群です。
 実は彼らの作品に出会う事で、私は刺激と尊敬という結構な財産をひそかに蓄えて、ほくそえんでいるのです。〈 磯田 皓 〉
 
 
 

 

 1985 / 3 月  
「和歌山版画ビエンナーレ展」  
和歌山近代美術館 [和歌山市]